人間の文明の発達というものについて今日思ったこと。
今日帰宅途上に移動書斎にて、前にいるふたりの高校生とおぼしき若い女性が、ふたりともアップルのスマートフォンを使って、あれこれのことをしているのを見た。
少し離れてみると、スマートフォンとは、結局コンピューターなのだった。
そうして、コンピューターとは、計算機、演算装置なのだった。
そう考えてみると、論理的な演算そのもの、それは、もう人類が生まれた古代からあり、人類が知っていたものである。
何が違っているかというと、その演算をする装置の素材の進化、ソフトウエアとハードウエアの進化が加わったというだけである。
そうして、それらの進化を基礎付けた数学の理論、物理の理論、化学の理論等の理論があったということ。
しかし、またここで戻るのである。
これらの発見された理論の基礎は単純な演算であり、単純な論理であるのだ。そうであれば、それはやはり人間は既に古代から知っていた論理なのである。
こう考えると、人間は、全く進歩していない。
と、そういうことができる。