2014年10月16日木曜日

ベルリンの壁崩壊1ヶ月前のホーネッカーの姿






ホーネッカーの東ドイツができてから40年になる1989年10月7日の、共産主義国家の各国首脳を前にしての1分間の短い演説。外では、東ドイツ国民のデモが行進していた。1ヶ月後に、ベルリンの壁が、従い、東ドイツは崩壊。

この、今は消滅した共産主義国家、東ドイツの書記長の名前が、Honecker、即ち発音としては侮蔑者という意味であるのは、なんという国民に対する侮蔑であるかと、この記事を読んで今でも思う。当時もそう思った。東ドイツに国民と呼ばるべき民が、幸福にいたかといえば疑わしいが。

Honeckerの右がゴルバチョフ。ホーネッカーも裁判に掛けられた。後に射殺されるルーマニアのチャウシェスクもいる。このドイツ語の記事を読んで、久し振りで空虚な東ドイツ語を思い出した。空疎とも言うべき言葉の羅列だ。頭が空っぽで、ただ文字を並べて、実際には何もしない人間の言葉。その当人が生きることとは何の関係もない、無責任の、見かけだけの言葉である。例えば次のような一行:
„Für uns ist der Marxismus-Leninismus kein Dogma ... Dabei sind wir zu neuen Schritten auf allen gesellschaftlichen Gebieten imstande.“ Und weiter: „Die DDR ist der Zukunft zugewandt. Ihre Politik der Kontinuität und der Erneuerung schließt auch weiterhin Veränderungen ein.“

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