2014年12月29日月曜日

川瀬把水




川瀬把水という版画家のことを、昨日ある友人から聞いて興味を抱いた。

この版画家のWikipediaです。


何故興味を抱いたかというと、銀座のある画廊にスティーヴ・ジョブズがやってきて、一枚把水の版画絵を買っていき、アメリカに帰ってからその画廊に秘書から連絡が来て、画廊にある把水の絵をみな買いたいといって、実際に買ったという逸話を聞いたからです。

把水という版画家は、水の青を巧みにした作家だと聞きました。名前が把水ですから、水を把握する、捕まえる、把持するという意味でしょうから、それはやはりその青と、それから水が流れるという此の流れということに深い関心を持った作家だと思われます。


わたしは、もう30年にならうかというMacintoshのユーザーですし、今もこの文章はMacintoshで書いていますが、このpersonal computerを使っていて良くわかることは、青を基調にした画面構成をしているということです。

Aqua(水)の形象(イメージ)を大切にしているのです。

上の話を聞いて、わたしは、ああスティーヴ・ジョブズは、川瀬巴水の青い色に惹かれたのだなと思いました。

多分、間違いないことでしょう。

この版画家の青が、スティーヴ・ジョブズの美意識に訴えたのです。

なかなかいい画像が見つかりませんでしたが、このような青の画像がありましたので、題名も未詳ですが、掲げることに致します。




0 件のコメント:

コメントを投稿